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FIREしたい方必見!投資信託で賢く増やす! 積立+スポット購入で「資産」形成を加速させよう

FIREしたい方必見!投資信託で賢く増やす! 積立+スポット購入で「資産」形成を加速させよう

投資初心者でもコツコツ資産を増やしたい、でも「もっと早く大きく増やしたい!」という欲もある…また将来早期退職して資産収入で生活、つまりFIREを目指したい。そんなあなたにピッタリの話題です。投資信託の定番「毎月コツコツ積立」に、タイミングを見てまとまったお金をドカッと投資する「スポット購入」を組み合わせる方法。これ、実は資産を効率的に増やす秘訣なんです! なぜこのハイブリッド戦略がいいのか、データや研究を交えて、わかりやすくお話しします。

積立とスポット購入、どっちがいいの? それぞれの特徴

まず、基本をおさらい。

投資信託には2つの投資スタイルがあります。

・積立(ドル・コスト平均法:DCA)
毎月決まった金額(例:1万円)を投資するスタイル。株価が高いときは口数を少なく買い、安いときはたくさん買えるので、値動きのリスクを抑えられるのが魅力。初心者に優しく、ほったらかしでもOKな方法です。でも、市場がグングン上がるときは「もっと早くたくさん投資すればよかった…」とちょっと物足りなく感じることも。
・スポット購入(一括投資:LS)
ボーナスや貯金など、まとまったお金を一度に投資する方法。市場が上がれば早く大きく増えるけど、タイミングが悪いと(たとえば直後に暴落!)ダメージも大きい。ちょっとドキドキする戦略ですね。

じゃあ、どっちがいい? 実は、どちらも一長一短。だからこそ、「積立をベースに、スポット購入をプラスする」ハイブリッド戦略が、バランスよく資産を増やすコツなんです!

なぜ組み合わせがいいの? データでチェック!

「積立だけじゃ元本がなかなか増えない」「でも一括は怖い…」という悩みを解決するのが、このハイブリッド戦略。過去のデータや研究を見ると、組み合わせることで「増やすチャンス」と「リスクを抑える安心」を両立できるんです。いくつか具体例を見てみましょう。

1. 市場は長期的には上がる! 早く投資するメリット

アメリカの投資大手Vanguardの研究(2023年)では、過去50年近くの米国や英国の株式市場を分析た結果、まとめて投資(一括投資)と積立を比べると、一括投資が68%の確率で積立よりリターンが高いことがわかりました。
なぜか? 市場は長期的には上がる傾向があるから、早くお金を市場に入れると、複利効果でグッと増えます。
たとえば、
100万円を投資する場合:一括投資:市場が上がれば、早く大きく増える。
積立:毎月コツコツだと、元本が少しずつしか増えないので、市場上昇の恩恵をフルに受けられない。

でも、一括投資はタイミングによって、短期的に大きく値が上下します。全部を一気に突っ込むのは勇気がいりますよね。そこで、ハイブリッドの出番です。 一部をすぐ投資して市場の恩恵を受けつつ、残りを積立でリスクを分散。Vanguardのデータでも、この方法はリターンを高く保ちつつ、暴落時のストレスを減らせるとわかっています。

2. ナスダックで試した25年の結果

テック企業が集まる「ナスダック100(QQQ)」の過去25年(1999-2024年)のシミュレーションも面白いです。
10万円を投資した場合:
積立だけ:約8倍(80万円)
一括投資:約13倍(130万円)
ハイブリッド(40%一括+40%積立+20%市場下落時に追加投資):約10倍(100万円)

ハイブリッドは一括ほどではないけど、積立よりリターンが高く、しかも値動きのストレスが少ないメリットがあります。
たとえば、2008年のリーマンショックや2020年のコロナ暴落時に追加でスポット購入すると、安く買えて後で大きく増えるチャンスを掴めたことは、容易にお分かりになるでしょう。
ただその勇気を持つのが、なかなか大変なので、担当のアドバイザー(IFA)がついていることが大切です。

3. 市場の下落を味方に! DBS銀行のアドバイス

シンガポールのDBS銀行のガイド(2023年)では、「積立をベースに、市場が下がったときやボーナス時にスポット購入を」と提案しています。過去のデータで、ハイブリッドは「早く市場に入るメリット」と「安く買える安心感」を両立できることがわかっています。

ハイブリッド戦略、どんな人にオススメ?

この方法は、こんな人にピッタリ:
コツコツ投資してるけど、もっと増やしたい人:毎月積立だけだと元本がゆっくりしか増えない。ボーナスや貯金をスポット購入で投入すれば、資産が加速します。
リスクが怖いけどチャンスも欲しい人:全部一括はドキドキするけど、積立に少しスポットを加えるなら安心感があります。
市場の動きを活かしたい人:ニュースで「株価急落!」と騒がれたとき、スポット購入で安く買えば、将来の利益が大きくなる可能性が。

FIREを目指す人も、積立だけでは資産収入だけで生きていけるような資産を築くのに時間がかかります。
スポット購入で一括投資も組み合わせていくことで、目標資産額により早く到達できるでしょう。

どうやって始める? 簡単3ステップ

「よし、やってみよう!」と思ったあなたに、初心者でもできる簡単な始め方を紹介します。
まずは積立をスタートしましう。
毎月無理のない金額を投資信託で積み立て設定しましょう。アドバイザーがいなければ、手数料が安いインデックス投資信託(例:S&P 500や全世界株式)などが無難です。ネット証券なら簡単に設定できます。
一度積み立て設定をすれば、あとはほったらかしでOKです。

次にスポット購入のタイミングを決めておくとよいでしょう。
ボーナスや貯金ができたとき:年に1-2回、数十万円を追加投資。
市場が下がったとき:ニュースで「株価急落!」と聞くとチャンス! たとえば、「S&P500指数が4500ドル以下になったら」「世界株価指数が10%以上下がったら」などとあらかじめルールを決めて置き、その時になったらまとまった資金を投資します。

今すでにまとまった資金はあるが、市場の下落などのタイミングを計るのは難しいかな、という方は、貯金の半分をすぐ投資、あとは積立をしていく、みたいな作戦でもよいと思います。

注意点:リスクと心構え

気をつけておかなければならないことは、大前提として長期的には上昇していく投資信託に投資しなくてはならないということです。
積立であれば、積立期間中の値動きによっては始めた時より基準価格が下がった状態でゴールしても増えることがあります。
ただスポット購入、一括投資の場合は、必ずスタートよりゴールの基準価格が高くなくてはいけません。
より慎重にどの商品に投資するかを検討する必要があります。

今日から一歩、未来の資産を!

投資信託で資産を増やすなら、積立にスポット購入を組み合わせるハイブリッド戦略が、初心者でも賢く進められる方法です。研究やデータでも、リターンを高めつつリスクを抑えるバランスが証明されています。まずは毎月積立+年に1回のスポット購入から始めてみませんか?
市場が下がったときは「チャンス!」とワクワクしながら取り組むことも励みになるでしょう。
私の顧客も実際に取り組み、すでに早期退職して投資信託の定率売却で年金支給までの生活費を賄い、趣味を楽しんでいらっしゃる方もいます。
買うべき投資信託やスポット購入のタイミングの具体的アドバイスをご要望の方は、ぜひ当事務所にご相談ください。