BLOG ブログ

CONTACT 資金計画・金融商品のご相談

世界の株式市場の成長は止まらない~テクノロジー編~

世界の株式市場の成長は止まらない~テクノロジー編~

世界の株式市場の成長は止まらない~テクノロジー編~

世界の株式市場に投資し続ければ、将来必ず右肩上がりに伸びていくことに、私たちは揺るがぬ確信があります。そしてこの確信があればこそ、自信をもってお客様に世界の株式市場に投資する投資信託を保有し続けることをお薦めするのです。その理由はいくつもありますが、今回は少しSFな視点で、テクノロジーの進歩に焦点を当ててみたいと思います。

技術革新が市場規模を押し広げてきた

家計簿に「通信費」という項目が追加されたのは、ここ20年くらいのことではないでしょうか?それまでなかった家計の消費項目が新たに生まれたのです。昔は電話の回線代だけだったものが、現在は携帯電話料金、Wi-Fi代、携帯電話機種代と、世帯で5千円~2万円支出項目が増えました。これは新たな市場が開拓されたこと、消費と生産拡大が生まれたことを示します。つまり経済、市場規模を拡大させたことになります。それに紐づいて、サブスクリプションという消費項目も加わりました。
誰しもが携帯電話を持ち、それがスマートフォンという、従来のデスクトップパソコンと遜色ないレベルの性能(言いすぎだとは思いますが)になったという技術革新がもたらした結果です。この20年の進歩は劇的であったと言えます。そして今後20年はもっと劇的な進歩を遂げると考えられます。

技術は加速度的な進歩を遂げる

「ムーアの法則」をご存じでしょうか?インテルの創業者であるゴードン・ムーアの唱えた経験則を法則化したものです。半導体のトランジスタの容量の増加は、1.5年で倍になりつづけているというものです。つまり1.5年ごとに2倍、4倍、8倍、16倍、32倍とどんどん進歩するスピードが指数関数的に加速しているというのです。すさまじいですね。このことからもわかる通り、これからの10年、20年の進歩というものは、今までの10年、20年と比べ物にならない速度で進んでいくと言えます。さらなる技術革新が進む中で、またあらたな家計の支出項目が生まれたり、市場が開拓されることは間違いないのではと考えています。どのよう物が今後新たな市場を作っていくのでしょうか?少し例を見てみましょう。

空飛ぶ車、バイク

空飛ぶバイクについてはどうやら販売が始まるようです。なんと日本のスタートアップ企業です。空飛ぶ車も技術的には可能な域に来ているようですから、あとは価格とルール整備の問題なのでしょう。

ナノロボット

スパイ映画やドラマなどで、ハエなど小さな虫の形をしたロボットをラジコンのように操縦して敵地に侵入させ、映像や音声をとっているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか?すでに実用化されている技術のようです。医療の分野でもナノロボットは活躍の場を持ちつつあります。血管の中に入り込め極小のナノロボットで、病気の根本に直接治療を加えることができるよう、開発が進んでいます。医療の進歩も目覚ましいものがありますから、がんをはじめとした死に至るような病も、いずれ治るようになるかもしれません。

生体リンク

イーロン・マスクが豚を使って脳にマイクロチップを埋め込む実験を成功させたことは有名です。イー論・マスク本人はAIが人類を支配できるまで発達するのはそう遠くない未来だと考えており、人間にとコンピューターを融合させることでAIを超える人類を作ろうとしているようです。脳にマイクロチップを埋め込むとすれば、記憶を外部記憶媒体に移したり、逆に暗記しなくても知識を蓄えることができるようになるかもしれません。「受験勉強」をしなくてもよい、そんな時代も現実味を帯びてきました。くれぐれもお子様にはこんな話はしない方がよいでしょう(笑)

SFが「Science fiction」から「Science fact」に

これまでSFは「Science fiction」、つまり空想を楽しむものでしたが、これからは「Science fact」つまり実現可能なものになってきています。このようにつねに技術革新は起こり、新たな需要や市場拡大の可能性を押し広げていきます。人間の本質、つまり「より豊かに、より便利に」という欲が存在する限り、技術革新を起爆剤とした市場拡大は止まることがないのです。
世界の株式市場に投資し続ける限り、皆さんの資産が成長し続けるのは、当然のことなのです。